介護福祉士国家試験の受験申込書の受付(提出)期間は例年8月上旬から9月上旬まで。受験申し込み期間が始まると、年明け1月末の筆記試験まで5ヶ月ちょっと。そろそろ試験の準備をはじめたいころです。
確実に合格するには、最初に受験対策とスケジュールをしっかりと立てることが重要です。
ここでは、確実に合格するための受験対策についてご紹介します。
介護福祉士国家試験対策
本試験の出題傾向を徹底分析した新年度版教材! ユーキャンの介護福祉士合格指導講座
介護福祉士国家試験の受験対策は何からはじめたらいい?
介護福祉士国家試験の受験対策に必要な事は何か?
自分が知っている分野、苦手な分野を整理して、どんな勉強法をしたらいいかを考えます。
独学で勉強するのか? スクールの「介護福祉士国家試験受験対策講座」を活用するのか?… など。
試験日までの月ごとにやるべきことを明確にしたスケジュールを立てましょう。
- 参考書・過去問・予想問題集を揃える。
- 独学で勉強、もしくは受験対策講座を利用するなどをどうするかを決める。
- 新しく追加された「医療的ケア」の対応。過去問がないので、参考になる予想問題を探す。
- 実務者研修は筆記試験の勉強とスケジュールが重ならないように早めに修了させる。
- 本番前に実際の試験と同じ時間配分の模擬試験を受けて、修正できるようにする。
介護福祉士国家試験の受験対策の方法
1.独学で勉強する
参考書、過去問、予想問題集を揃えて繰り返し学習する。最低3回は繰り返し解くことで、記憶・整理することができます。
繰り返しが王道の勉強方法
過去問予想問題集を繰り返しやってみる。繰り返しやることで、問題に慣れしたり同じところで間違えないようになります。
特に苦手分野、新設の「医療的ケア」を重点的にやることが重要です。
自分の1日のライフサイクルを考えて、毎日10分でもいいので勉強できる時間を作ることから始めましょう。短時間でいいので、必ず毎日継続することが大事です。
模擬試験で現時点での実力を知る
1ヶ月間から2ヶ月間、同じ問題集で学習していると飽きてくるのも事実です。
そんな時は、スクールなどが実地している模擬試験を受けて現在の自分の実力をチェックしてみましょう。各スクールによって本番さながらの雰囲気で自宅で受けることができる模擬試験が用意されています。
試験結果を受けて、できたところ、できなかったことを整理することで新たに勉強するモチベーションになります。
苦手な部分がわかったら、参考書や問題集を変えてみるのもいいでしょう。
アプリを利用して勉強する
電車での通勤時間帯やちょっとしたスキマ時間を活用できるのがアプリを利用した勉強方法です。
2.受験対策講座を利用する
自分でスケジュール立てて勉強するのが苦手、何をしたらいいのかわからないなど独学で勉強するのに自信がない方は、スクールが実地している介護福祉士 筆記試験 受験対策講座を利用するのも有効な手段です。
参考書や問題集も自分で揃える必要もなく勉強の進め方もわかるので、迷うことなく自然と勉強する環境ができます。
何回も受験しているが、合格できない方に特におすすめ
何回も挑戦しているが、毎回合格ラインに2点~3点不足してギリギリで受からないという方に受験対策講座は特におすすめです。
介護の現場ではベテランで経験豊富な方に多い傾向があります。理由は知識や経験がありすぎるため、応用が効きすぎて試験問題をひねって考えてしまうようです。
試験では、教科書通りの正解だけでいいのです。
実務者研修はなるべく受験前に受講した方が有利です。研修で学習した最新の問題が出題される可能性があります。
何回も受験している方は、当然実務者研修はすでに修了していますからどんどん不利になっていきます。
過去の知識だけに頼って、過去問だけの勉強というだけでは受からないのも当然と言えます。最新の情報や出題の傾向、追加された医療的ケアの対策などは自分だけではなかなかわかりません。
受験対策講座では、受験用に頭の中をリセットできるので、何回も挑戦しているが合格できない方に特におすすめです。
自分のペースにあったコースで勉強できる
介護福祉士 筆記試験 受験対策講座は各スクールから、通信の添削、通学制はもちろん、WEB学習、映像を視聴する講義など様々なプランが用意されています。
教材もテキスト、模擬試験問題集、ドリル、DVD、WEBなど各スクールの特色を生かした内容になっています。
通信コースの添削では採点以外に分野別の回答内容の分析、コメントがつきます。弱点を把握をしてサポートする、効率的な学習方法へ導いてくれます。
また、演習問題で実力をチェック、模擬試験で本試験へ万全の準備を整えることができます。
自分のペースで勉強したい方には、移動中の電車の中やちょっとした空き時間にも問題を解けるのが魅力のスマートフォン・タブレットPC・パソコンに対応しているWEB学習コースなどもあります。
参考書や問題集を自分で揃える必要もありません。
充実のサポート体制で安心
学習中に出てきた疑問点や不安な科目を質問・相談できるシステムがある講座もありますので安心です。
余裕を持ったスケジュールで!
日程は各スクールのプランごとに違っていますが、最短3日の集中講座から1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月、7ヶ月など自分の目的やペースに合わせて選ぶことができます。
模擬試験も月に1回開催しているスクールもあります。余裕を持って試験にのぞむことができるように早めにスケジュールを考えて申し込みましょう。
どんな問題集をやったらいいのか、何をしたらいいのかわからない、勉強から遠ざかっていた方など、独学での勉強に不安を感じている方は活用を検討されてはどうでしょうか?
介護資格スクールが介護福祉士国家試験前に実施している受験対策講座については、介護福祉士国家試験受験対策講座の費用を徹底比較でご紹介しています。
試験科目に新しく医療的ケアが追加
第29回(平成28年度)介護福祉士国家試験から医療的ケアの領域が追加されました。
120問だった試験問題が医療的ケアの5問増えて合計125問になります。
それに伴い、試験時間も10分長くなりました。
既存の科目については、過去問等も多くあり自分でも勉強できると思いますが、医療的ケアについては過去問が少ないので受験対策講座の模擬問題や予想問題が参考になります。
実務者研修は早めに修了する
介護福祉士国家試験の受験資格である実務者研修は試験実施年度の3月31日までに修了すれば、実務者研修修了期限に間に合いますが、実務経験を積みながら筆記試験の勉強、実務者研修も同時に行うとなれば大変です。
試験前2ヶ月から1ヵ月ぐらいは筆記試験勉強の対策に集中できるように、実務者研修は早めに終了しておきましょう。
介護福祉士国家試験の受験資格である実務者研修の修了期限については、実務者研修はいつまでに修了すれば介護福祉士国家試験の受験資格に間に合うのか?をご覧ください。