2018年度(第21回・平成30年度)介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)が10月14日(日曜日)に行われました。
去年よりも難しかったといった感想がネットやSNSで多く見られました。介護支援分野や社会保障制度の分野が難しすぎた…。受験資格も厳しくなって難問連発ではケアマネ減るよなーといった意見も…。
いろんなサイトが解答速報を無料で公開していますので、まとめてみました。
※各サイトが独自の見解で作成したものであり、試験機関の本解答ではないので情報として参照してください。
速報NEWS
第21回(平成30年度)のケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の受験者数が昨年度から激減!過去最低の水準に。
今年の受験者数は4万9333人。13万1560人だった昨年度(第20回 平成29年度)の約4割弱(37.5%)となり、6割強の減少になりました。
参考:厚生労働省 第21回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について
現場で経験を重ねたヘルパーなどが対象外の受験資格の改正が、大きく影響しています。
ケアマネ試験解答速報サイト一覧
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昨年のケアマネ試験合格ライン
第21回(平成30年度)介護支援専門員実務研修受講試験
合格基準としては、介護支援分野13点/25点満点、保健医療福祉分野22点/35点満点、合計35点/60点となりました。
昨年より3点低い合格基準点となりました。
それぞれの分野で総得点の70%程度を基準とし、問題の難易度で補正した点数。「介護支援分野」、「保険医療福祉分野」の区分ごとににすべてが合格基準を上回ることが必要です。
ケアマネ試験の合格発表
平成30年12月4日(火)です。
合否通知が、平成30年(2018年)12月4日(火)に受験者全員へ発送されます。
受験した団体のホームページでも合否結果が掲載されます。発表時間は各都道府県異なっている場合がありますが、多くは午前10時に行われます。
合格後の介護支援専門員実務研修の通知
介護支援専門員の業務に従事するためには、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格後、「介護支援専門員実務研修」を修了し、 介護支援専門員名簿への登録、「介護支援専門員証」の交付を受けることが必要です。「介護支援専門員実務研修」の日程等、詳細については、指定研修実施機関から合格者に直接通知されます。
ケアマネ試験の過去の合格率
実施時期 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
第21回(平成30年度)試験 | 49,333人 | 4,990人 | 10.1 % |
第20回(平成29年度)試験 | 131,560人 | 28,233人 | 21.5% |
第19回(平成28年度)試験 | 124,585人 | 16,280人 | 13.1% |
第18回(平成27年度)試験 | 134,539人 | 20,924人 | 15.6% |
第17回(平成26年度)試験 | 174,974人 | 33,535人 | 19.19% |
第16回(平成25年度)試験 | 144,397人 | 22,322人 | 15.46% |
近年は15%から20%を推移していた合格率が、第21回(平成30年度)試験では過去最低の10.1%になりました。
ケアマネ試験の過去の合格基準
実施時期 | 介護支援分野 | 保健医療・福祉サービス分野 |
第21回(平成30年度)試験 | 13点 | 22点 |
第20回(平成29年度)試験 | 15点 | 23点 |
第19回(平成28年度)試験 | 13点 | 22点 |
第18回(平成27年度)試験 | 13点 | 25点 |
第17回(平成26年度)試験 | 14点 | 25点 |
第16回(平成25年度)試験 | 15点 | 26点 |
第18回(平成27年度)試験より、保有資格によって認められている解答免除が廃止になりました。
第20回試験までは受験要件であった介護等業務従事者が資格要件ではなくなりました。
ケアマネジャーの資格取得に必要な「介護支援専門員実務研修受講試験」は年に1回行われ、毎年14万人前後が受験していましたが、第21回(平成30年度)試験では5,000人を切り4,990人と激減しました。
例年おおむね10月の最終日曜に実施されていましたが、試験合格後に試験合格者が受講する実務研修の仕組みが変更になり、従来「任意」とされていた研修部分が「必修」に組み込まれたため、研修時間が大幅に増え合格発表を早める必要が生じ、2016年度試験から10月上旬の試験実施となりました。
近年その合格率は約2割以下程度と、難易度の高い試験となっています。
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ケアマネジャー(介護支援専門員)の主な仕事内容
通称ケアマネと呼ばれるケアマネジャー(介護支援専門員) ケアマネジャー(介護支援専門員)は、要介護を必要とする利用者の方と「介護保険制度」を結びつける大切な役割を担っています。 要支援・要介護認定者お ...
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